偉人などの「元気が出る言葉」
偉人などの言葉から、「元気になる言葉」の中で、反響の多かったものを6つ紹介します。
自分を責めてしまう時は?
ノーベル物理学賞を受賞した物理学者、アルベルト・アインシュタインの言葉です。
どうして自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだから、いいじゃないですか。
頭では分かっているのに、ついつい自分を責めてしまうことはないでしょうか。必要以上に自分を追い込むことはなく、少し肩の力を抜いてもいいと言ってくれているのかもしれませんね。
心配ごとの96%は起こらない
アメリカのミシガン大学の研究では「心配ごとの80%は起こらない、残り20%のうち、16パーセントは準備をしていれば避けられる」と言われています。
心配ごとの96%は実際には起こらない
つまり、心配ごとのうち、起こりえるものは4%のみ。自分のこと、家族のこと、仕事、学校、人間関係など……毎日さまざまなことが起きます。
事前に備えられることは備え、あとは必要以上に心配してネガティブにならないことが大事かもしれませんね。
人生の後悔とは
80歳以上のシニアを対象にした「人生で後悔していることはなんですか?」というアンケートがあります。その中で、約7割の人が同じ答えだったそうです。
もっと挑戦しておけばよかった
「人生で後悔していること」については、終末医療を行うホスピスやシニアを対象に、各国でさまざまな研究や取材がされています。回答には少しずつ差がありますが、その中でも必ず出ている答えが「やりたいことをやらなかったこと」です。
やったことに対する後悔よりも、やりたかったことに挑戦しなかった後悔の方が圧倒的に大きい傾向があります。子どものこと、家族のこと、仕事のこと……毎日忙しくて自分のことを後回し、やりたいことを我慢している人もいるかもしれません。でも、やりたいことをやって生き生きしている人の方が、周りの人にとっても魅力的に映るのではないでしょうか。
「辛いとき」の考え方は?
辛いとき、その渦中にいる時は、この苦しみがずっと続くのではないかと不安になってしまうのではないでしょうか。
辛いという字がある
もう少しで
幸せになれそうな字である
出典:「速さのちがう時計‐星野富弘 花の詩画集」(偕成社)
詩人・画家の星野富弘さんは、中学校の体育の先生をしていました。思いがけない事故で手足の自由を奪われてしまいましたが、口に筆をくわえて優しい詩や絵を描いています。
「辛い」という文字にあと1本足せば「幸せ」という文字になります。毎日いろいろなことがあって、ひょっとしたら今は辛く苦しい時期かもしれません。そんなときは何か「1本」を足せないか考えてみましょう。辛いときは1人で抱え込ず、家族や周りの人に頼ってもよいはずです。
「幸せな子」とは?
上皇后美智子さまのお言葉です。
「幸せな子」を育てるのではなく
どんな境遇におかれても
「幸せになれる子」を育てたい
誰もが、わが子には「幸せ」になってほしいと思っているはずです。しかし「幸せ」の定義は人それぞれ。「幸せ」かどうかを決めるのは、お金、才能、容姿、肩書きなどではなく、その人の心です。ぜひ「幸せ」を感じられる心を育んでいってください。
欠点に目がいく時は?
フランス印象派の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールの言葉です。
100の欠点をなくしている暇があるなら
1つの長所を伸ばした方がいい
欠点にとらわれてネガティブになるくらいなら、長所に目を向けて自分の強みを伸ばした方がやる気も上がるはずです。自分の、お子さんの長所をぜひ大切にしていってください。
みんなの「元気が出る言葉」
いっぱい失敗すればいい
いっぱい失敗すればいい。
全てが経験となるから!
人は出来ない理由、やらない理由を探すことが多いので、子どもにはポジティブに何でも挑戦してほしいと言っています。
「私は失敗したことがない。ただ1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」というエジソンの言葉も有名ですね。上手くいくこともいかないことも、すべてが成長の糧となるはずです。
雨が降るから虹が出るんだよ
雨が降るから虹が出るんだよ
仕事に家事に、子どもの反抗期や受験など、追い討ちをかけるように更年期がきて、40代がこんなにも大変な年代だとは想像もしていませんでした。時には消えたくなることもあるくらい心身ともに疲れ果てていますが、この言葉に勇気づけられています。
「雨降って地固まる」「止まない雨はない」という言葉にもつながるかもしれません。大変なことがあるからこそ、その先に大きな幸せを感じられるはずです。
あなたが、あなただから……
「あなたが、あなただから愛しています」
そう言ってくれる人を大切にしなさいと学校の先生に教わりました。
賢いから、きれいだから、お金持ちだから、優しいから……ではなく、あなたの存在そのものを認めてくれる人を大切にしなさい、という意味だと受け取っています。自分の子どもに対してもそういう愛を持ちたいと思っています。
条件付きの愛ではなく、存在そのものを認める「無条件の愛」を大切にしたいですね。
5つの気をつけたいこと
出典は諸説ありますが、さまざまな偉人たちが語ってきた言葉をご紹介します。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
何を考え、どのような言葉を口にし、どのような行動をし、どのような習慣を持っているのか。親子で話してみるのもよいかもしれませんね。
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